ツボ・セルフケア

肌荒れ対策は“内側”からも。セルフで押せるツボ3選【合谷・足三里・肝兪】

昔はすぐ治ってたのに、最近の肌荒れってなかなか引かない…そんなふうに感じたこと、ありませんか?

保湿もしてるし、洗顔もちゃんとしてる。
でもふと鏡を見ると、またポツポツ…くすみや赤みも気になってくる。

そんな“繰り返す肌荒れ”の原因、実は「体の内側」かもしれません。

ところで…ツボって聞くと、テレビで芸能人が「いたーいっ!」って押されてる場面、思い出しませんか?
あれ、実はちゃんと理由があって——
ツボが痛い=その部分に対応した臓器や器官が疲れているというサインなんです。

老廃物の滞りやストレスがツボに現れることも多く、それが体の不調や肌荒れの引き金になっていることも。

この記事では、そういった内側の不調にアプローチできる、手軽にできるセルフツボ押し3選をご紹介します!


美容も健康も、まずは“めぐり”を整えることから始めてみませんか?


肌荒れと内臓の不調の因果関係は?

肌は内臓の鏡」と言われるように、肌トラブルの多くは“体の内側の乱れ”が影響していると考えられています。

たとえば、食べ過ぎや偏った食事、外食やお菓子中心の生活、無理なダイエット、夜遅い時間の食事など…。こうした生活習慣が続くと、胃腸や肝臓といった内臓が疲れてしまい、消化・吸収・代謝の働きが落ちていきます。

内臓の働きが鈍くなると、体内のエネルギー循環や栄養バランスが崩れ、細胞の修復や再生もうまくいかなくなります。その結果、肌のターンオーバーが乱れ、乾燥・くすみ・ニキビ・湿疹などのトラブルが現れやすくなってしまうのです。

たとえば以下のような症状が、内臓の疲れと関係している可能性もあります。

  • 乾燥肌や肌のごわつき
  • 髪のパサつき、シワ、肌のくすみ
  • 便秘や下痢を繰り返す
  • 慢性的な疲労感
  • 体臭の変化

さらに、糖尿病などで高血糖状態が続くと、皮膚が乾燥しやすくなったり、湿疹が出ることがあります。肝臓や腎臓の機能が低下することでも、皮膚にかゆみや炎症が起きるケースがあるのです。

つまり、内臓の働きが乱れることで、肌にもさまざまな不調が現れることがあるということ。だからこそ、外からのスキンケアだけでなく、“内側からのケア”にも目を向けることが大切です。

ここからは、肌の内側を整えるサポートになる「3つのツボ」をご紹介します。
セルフで押せる簡単な方法と一緒に、ぜひ取り入れてみてください。

ギンガ(困り顔)
ギンガ:「内臓のケアが大事なのは知らなかったよ」

肌荒れに効く!セルフで押せるツボ3選

下記の画像が今回ご紹介するツボになっています。

画像は自作で作ったもので、分かりづらいかも知れないですがご了承ください。

ギンガ
ギンガ:「ツボの明確な場所が気になったら、ぜひ調べてみてね(無責任ヒーロー)」

ツボ①:合谷(ごうこく)

合谷(ごうこく)は、手の甲の親指と人差し指の骨が交わる部分の、人差し指側にあるくぼみに位置するツボで、東洋医学では「万能のツボ」として知られています。

このツボは、頭痛・肩こり・眼精疲労・歯の痛みといった首から上の不調に幅広く対応できるのが大きな特徴。
さらに、自律神経のバランスを整えてストレスをやわらげたり、免疫力や血流の巡りを高めたりする作用も期待できます。

また、便秘・下痢・肌荒れ・むくみ・精神的な不調など、現代人に多い悩みにも効果があるとされており、脳に直接刺激が届きやすいツボとしても注目されています。

合谷の主な効果
・頭痛、肩こり、眼精疲労、歯痛の緩和
・ストレスケアやリラックス
・便秘・肌荒れ・むくみなど全身の不調ケア
・血流促進、リンパの流れ改善
・免疫力アップ、風邪や花粉症対策にも
合谷の押し方

場所の見つけ方:
手の甲を上にして、親指と人差し指の骨が交わるところから、人差し指側に向かって押していきます。
「イタ気持ちいい」と感じるくぼみが合谷の位置です。

刺激方法:
反対の手の親指を使って、ツボに垂直にゆっくり押し込みます。やや強めで、心地よい刺激を感じる程度に。

回数と時間:
5〜10秒ほど押して、ゆっくり離す。これを3〜5回ほど繰り返しましょう。
注意点(重要)
・妊娠中の方は、子宮収縮を促す可能性があるため避けてください。
・強く押しすぎず、痛みが強いときは力を緩めましょう。

✅ 合谷まとめ

合谷は、日常的なストレスや肌トラブル、全身の巡りを整えたいときに役立つ頼もしいツボです。
外出先でもこっそり押せる手軽さがあるので、ぜひスキマ時間のセルフケアに取り入れてみてください。


ツボ②:足三里(あしさんり)

足三里(あしさんり)は、「万能のツボ」「長寿のツボ」として知られ、胃腸の不調や全身の疲れを整える働きがある経穴です。
場所は、膝のお皿の外側の端から指4本分ほど下に下がった、すねの外側のくぼみにあります。

足三里の主な効果
・胃酸の分泌を促し、胃もたれ・腹痛・下痢・便秘をやわらげる
・腸内環境を整え、免疫力アップ・風邪予防に◎
・血流や代謝促進で疲労回復に効果的
・むくみ・冷え・膝や足の痛みの緩和
・自律神経を整えてリラックス効果も
・歯痛・高血圧・うつ傾向にも応用されることがあります
足三里の押し方

場所の確認:
膝のお皿の外側の端から指4本分下がった、すねの外側のくぼみにあるツボです。

刺激方法:
親指や人差し指で「イタ気持ちいい」と感じるくらいの強さで、ゆっくり押します。
1回につき5〜10秒押して離す。これを3〜5回ほど繰り返しましょう。

温めケアもおすすめ:
お灸(せんねん灸など)や足湯で温めるのも効果的です。
注意点(必要に応じて)
・押して痛みが強すぎるときは無理せず中止しましょう。
・食後すぐは避け、リラックスできる時間帯に行うのがベストです。

✅ 足三里まとめ

胃腸の不調・疲労・むくみ・冷えなど、現代人に多い不調を幅広くカバーできる足三里。

毎日のセルフケアに取り入れて、内側から体調を整えていきましょう。


ツボ③:肝兪(かんゆ)

肝兪(かんゆ)は、背中の上部にある「肝臓の働きを整える」ツボで、東洋医学では「足の太陽膀胱経」に属する重要な経穴のひとつです。
背骨を中心に左右対称に存在し、全身の巡りや気の流れを整える作用があるとされています。

場所は、肩甲骨の下角を結んだラインから約3cm下がった背骨(第9胸椎)を中心に、左右それぞれ3cm外側のくぼみです。

肝兪の主な効果
・肝機能のサポート(解毒・疲労回復・二日酔い対策)
・口内炎や目の疲れ、視力低下の改善
・腹痛・食欲不振・下痢などの消化器トラブルの緩和
・肩こり・腰痛・不眠・ストレスケア
・自律神経を整え、全身のバランスを回復
肝兪の押し方

場所の確認:
肩甲骨の下端を結んだラインから約3cm下、背骨(第9胸椎)を中心に左右それぞれ約3cm外側のくぼみ。
両手を後ろに回して触れるか、壁に寄りかかることで探しやすくなります。

刺激方法:
両手の親指や中指で、ゆっくりと心地よい強さで3~5秒押し、これを3〜5回ほど繰り返します。
自分で押しにくいときは、テニスボールやツボ押しグッズを使い、壁や床に寄りかかって刺激するのもおすすめです。
注意点(大切です)
・押しすぎないようにし、心地よい刺激を心がけましょう。
・妊娠中や持病がある方は、医師や専門家に相談の上で行ってください。

✅ 肝兪まとめ

肝兪は、肝臓のサポートを中心に、疲労・目の不調・ストレス・肩こりなど多くの不調にアプローチできる頼れるツボです。
日常のセルフケアやリフレッシュに、ぜひ取り入れてみてください。


ギンガ流・ツボ押しの取り入れ方

ここでは、ボク・ギンガが普段どんな風にツボを押しているか、リアルな習慣を紹介してみます!

  • 朝の洗顔前に「合谷」を軽く押す
    → 頭がぼーっとしてる時に押すと、目が覚める感じがして◎。
    ……ちなみにボクは合谷を押すと、なぜか便意がくるタイプです
    これ、たぶん“巡りが良くなる”ってことなんだろうね。
  • デスクワーク中に「足三里」
    → 脚を組みかえたとき、親指でグッと刺激。食べすぎた日もここを押してると、なんか整う。
  • お風呂あがりに「肝兪」×テニスボール
    → 背中に当ててゴリゴリ〜っと転がすと、気持ちも身体もスッキリ。飲みすぎた日にもおすすめです。

「ちゃんと時間とってやらなきゃ…」と思わなくても大丈夫。
“なんとなく押してみる”くらいでも、身体はちゃんと反応してくれます

気づいたときにツボ、気軽にはじめてみましょう!


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まとめ:肌荒れが気になるときは“内側”から整えてみよう

肌荒れ=スキンケアだけでは解決できない…そんなときは、体の内側の不調にも目を向けてみてください。

今回ご紹介した3つのツボ(合谷・足三里・肝兪)は、どれも身近な場所にあってセルフでケアしやすいものばかり。
ちょっとしたスキマ時間にツボを刺激するだけでも、血流や自律神経のバランスを整える手助けになります。

スマホを見ながら、テレビを観ながら、のんびりツボ習慣はじめてみませんか?

外からのケアと内側からのケアを組み合わせて、肌トラブルを根本から整えていきましょう!

ギンガ
ギンガ:「内側から元気みなぎってきたぞぉぉお!」
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この記事を書いた人:ギンガ

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