ツボ・セルフケア

今日もおつかれ肝臓ちゃん!やさしく押して、スッと軽くなる3つのツボ

最近なんだか、顔色が冴えない。
寝てもスッキリしないし、肌の調子もいまひとつ…。
そんなとき、もしかしたら**“肝臓”がちょっとお疲れモード**かもしれません。

肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれていて、
多少疲れていてもこれといった自覚症状が出にくいのが特徴。
でも実は、解毒・血流・ホルモン・メンタルなどをこっそり支える**“縁の下の力持ち”**なんです。

ぼく自身、「最近なんかくすんでる?」「疲れが抜けない?」ってときに、
肝臓をいたわるセルフケアを取り入れてみたら、
朝の目覚め・肌ツヤ・気分がちょっとずつ変わってきた実感があって。

ということで今回は、東洋医学の視点から、
肝臓を整えるツボを3つ紹介していきます🌿
“外側だけじゃないケア”、始めてみませんか?


肝臓は“沈黙の臓器”──でも、美容にも深く関わっている!

肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれるほど、ダメージを受けてもなかなか自覚症状が出にくい臓器です。
でも実は、私たちの健康や美容を支えるうえで、欠かせない働きをいくつも担っているんです。


🔍 肝臓の主な働き

✅ ① 代謝・栄養の貯蔵

食べたものから得た糖質・脂質・タンパク質を分解し、エネルギーに変換&貯蔵
ビタミン・ミネラルもストックして、必要なときに全身へ供給します。

✅ ② 解毒作用

アルコールや薬、有害物質などを分解・無毒化
アンモニアなどの有害な代謝産物も処理し、体をクリーンに保ってくれます。

✅ ③ 胆汁の生成と分泌

脂っこい食事もOKにしてくれるのが胆汁のはたらき。
肝臓はこの胆汁を作り、脂肪の消化・老廃物の排出をサポートします。

✅ ④ 免疫機能のサポート

肝臓には免疫細胞が多く存在。体内に侵入したウイルスや細菌の監視&排除にも関わっています。


🌿 肝臓をケアすることで得られるうれしい変化

✨ 代謝UP&疲れにくい体に

栄養の変換&エネルギー供給がスムーズに。
疲労感が減り、日中のパフォーマンスもアップ!

✨ 脂肪肝・生活習慣病の予防

肝臓の脂肪蓄積を防げば、糖尿病・高血圧などの予防にも◎
バランスの良い食事や軽い運動がカギです。

✨ 解毒力が上がってスッキリ

アルコール・添加物・薬の影響を受けにくくなり、
体内に“いらないもの”が溜まりにくくなります。

✨ 免疫力が整い、風邪をひきにくく

肝臓が元気になると、免疫バリアもしっかり
炎症や感染症への抵抗力が上がります。

✨ ビタミン・ミネラルの利用効率アップ

特にビタミンAは、肌や目、粘膜の健康に欠かせない栄養素。
肝臓がしっかり働けば、こうした栄養素の利用効率も高まります。

✨ 回復力がアップ、肌も元気に

肝臓は再生力の高い臓器。ケアを続けることで体調回復も早まり、
肌の元気にもつながっていきます💡

ギンガ
ギンガ:「肝臓ケアの大事さがわかってきたぞ!」

肝臓を整えるツボ3選

こちら以前、肌荒れに効くツボ3選でも書かせていただいたのですが、下記のツボ画像は自作となっていますのでご了承ください!

⚠️ 明確なツボの位置が知りたい人はググってみてね〜!

ツボ①:肝兪(かんゆ)

肝兪(かんゆ)は、背中の上部にある「肝臓の働きを整える」ツボで、東洋医学では「足の太陽膀胱経」に属する重要な経穴のひとつです。
背骨を中心に左右対称に存在し、全身の巡りや気の流れを整える作用があるとされています。

場所は、肩甲骨の下角を結んだラインから約3cm下がった背骨(第9胸椎)を中心に、左右それぞれ3cm外側のくぼみです。

肝兪の主な効果
・肝機能のサポート(解毒・疲労回復・二日酔い対策)
・口内炎や目の疲れ、視力低下の改善
・腹痛・食欲不振・下痢などの消化器トラブルの緩和
・肩こり・腰痛・不眠・ストレスケア
・自律神経を整え、全身のバランスを回復
肝兪の押し方

場所の確認:
肩甲骨の下端を結んだラインから約3cm下、背骨(第9胸椎)を中心に左右それぞれ約3cm外側のくぼみ。
両手を後ろに回して触れるか、壁に寄りかかることで探しやすくなります。

刺激方法:
両手の親指や中指で、ゆっくりと心地よい強さで3~5秒押し、これを3〜5回ほど繰り返します。
自分で押しにくいときは、テニスボールやツボ押しグッズを使い、壁や床に寄りかかって刺激するのもおすすめです。
注意点(大切です)
・押しすぎないようにし、心地よい刺激を心がけましょう。
・妊娠中や持病がある方は、医師や専門家に相談の上で行ってください。

✅ 肝兪まとめ

肝兪は、肝臓のサポートを中心に、疲労・目の不調・ストレス・肩こりなど多くの不調にアプローチできる頼れるツボです。
特に、仕事終わりや寝る前などに優しく押すことで「なんだか呼吸が深くなった気がする」と感じる人も多く、
心身のリセットや肌の調子を整える“内側ケア”として、日々のルーティンに取り入れるのもおすすめです。


ツボ②:太衝(たいしょう)

太衝(たいしょう)は、足の甲にある「肝経」の重要なツボで、東洋医学では「全身の気の巡りを整える原穴」として知られています。
自律神経の調整やストレス緩和、肝機能のサポートなど、心身両面に作用するとされています。

場所は、足の甲側で、親指と人差し指の骨が交わる部分から足首方向へ指を滑らせた先にあるくぼみ(圧痛点)です。

太衝の主な効果
・自律神経のバランス調整(イライラ・不安・精神安定)
・肝機能の改善・ホルモンバランスのサポート
・頭痛・目の疲れ・肩こりの緩和(特にストレス由来)
・月経トラブルや更年期症状の緩和
・気の巡りを整え、むくみ・冷え・だるさの改善
太衝の押し方

場所の確認:
親指と人差し指の骨が交わるあたりから足首方向へ指を滑らせ、骨の間にあるくぼみ(圧痛点)を探します。

刺激方法:
反対の手の親指で、少し強めに「痛気持ちいい」と感じる程度に3〜5秒押し、ゆっくり離します。
左右それぞれ、3〜5回ほど繰り返しましょう。
深呼吸を意識すると、よりリラックス効果が高まります。
注意点(大切です)
・押しすぎに注意し、心地よい圧で行いましょう。
・妊娠中や持病がある方は、医師や専門家に相談のうえでご使用ください。

✅ 太衝まとめ

太衝は、ストレスや自律神経の乱れ、肝機能の低下、女性特有の体調不良など、幅広い不調に対応できる万能ツボです。
特に「気の巡りを整える」作用があり、だるさ・むくみ・冷えの改善にも効果的。


ツボ③:梁門(りょうもん)

梁門(りょうもん)は、東洋医学で「胃経」に属する重要なツボで、主に胃腸の不調や消化器系の症状改善に用いられます。
胃のはたらきを整えることで、内臓疲れや肌荒れ、体のだるさにもアプローチできます。

場所は、おへそから指幅6本分(約8cm)上、体の中心線から左右に指3本分(約4cm)外側のくぼみです。
みぞおちとおへその中間点(中脘)の外側に位置します。

梁門の主な効果
・胃痛・胃もたれ・消化不良・食欲不振の緩和
・嘔吐、下痢、お腹の張り(ガス溜まり)などの改善
・ストレス性の胃腸トラブル・慢性胃炎・胃潰瘍ケア
・肝臓疾患や黄疸、胆石症の補助ケアにも
・内臓バランスの調整による肌荒れ改善、美容サポート
梁門の押し方

場所の確認:
おへそから指6本分上、体の中心から左右に指3本分外側のくぼみを探します。

刺激方法:
両手の人差し指または中指で、やや強めに「痛気持ちいい」と感じる程度で3~5秒押し、ゆっくり離します。
これを3〜5回ほど繰り返しましょう。
お腹が冷えているときは温めてから行うと、より効果的です。

ポイント:
食後すぐの刺激は避け、リラックスした状態で行いましょう。
注意点(大切です)
・痛みが強い場合は無理に押さず、中止してください。
・妊娠中や持病がある方は、医師や専門家に相談のうえご使用ください。

✅ 梁門まとめ

梁門は、胃腸の不調や消化器系のトラブルに幅広く対応できる頼れるツボです。
とくに、ストレスや冷えによる胃もたれ・食欲不振・下腹部の不快感などにアプローチでき、内臓から整えるケアとして効果的。

お腹の調子が整うことで、肌の調子もアップしやすくなるため、美容面でもうれしいサポートに。


日常に取り入れるコツ(セルフケアとしての習慣化)

ツボ押しって、特別なことのように感じるかもしれませんが、
コツさえつかめばいつでも・どこでも・誰でもできる気軽なセルフケアです🌿


✅ 無理なく続けるための3つのポイント

🕐 1. タイミングを「習慣」に組み込もう
  • お風呂あがり、寝る前、デスクワークの合間など、
     「毎日このタイミングで押す」と決めると忘れにくくなります。
👐 2. 「痛気持ちいい」くらいの圧で十分!
  • 無理に強く押す必要はありません。
     5秒押して、5秒ゆっくり離すを1セットに、3〜5回ほどでOK。
     深呼吸しながら行うと、リラックス効果も◎
🔁 3. 続けることがいちばん大事!

1回で劇的に変わるものではないけど、
 続けることで「調子いいかも?」を感じるようになります。

ギンガ
ギンガ:「継続は力なりですよ!」

ツボだけじゃない、肝臓ケアのすすめ

ツボ押しで内側から整えるのもいいけれど、
肝臓をいたわるためには**“日々の習慣そのもの”**がとっても大事。

「最近ちょっと疲れやすいな」「肌荒れしやすくなったかも」
そんなときは、以下のようなサポートも合わせて取り入れてみるのがおすすめです。


💤 質の良い睡眠を意識する

肝臓の働きが活発になるのは22時〜2時頃の深夜帯
この時間にしっかり寝ていることで、解毒・再生・代謝の力を最大限発揮できます。
遅くまでスマホを見続ける習慣は、肝臓にもお疲れモードの原因に…!

▶︎ 睡眠の質を整えるルーティンは、こちらの記事で詳しく紹介しています: 眠りを整えるだけで人生変わる!?ネムルナと学ぶ快眠ルーティン

🥗 肝臓にやさしい食べ物を摂る

  • ビタミンB群(レバー・卵・納豆)
  • タウリン(イカ・タコ・貝類)
  • 抗酸化成分(ブロッコリー・トマト・緑茶など)

“代謝を助ける栄養”を補うことで、肝臓の疲れが軽減されやすくなります。


💊 サプリ・漢方でやさしくサポート

ぼく自身も試してよかったのが、肝臓をいたわるサプリや漢方の力。
毎日飲み会じゃなくても、なんか疲れやすい…そんな人にこそおすすめです🌿

▶︎ 実際に飲んでみた感想はこちらの記事で紹介しています: 肝臓サプリ、どれがいい?よいときoneレビューとリアルな選び方ガイド

ギンガ
ギンガ:「肝臓も合わせ技で労わろうね!」

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まとめ|肝臓を整えることは、“内側から”自分と向き合うこと

なんとなく疲れが取れない、肌がくすむ、気分が沈みがち…。
そんなとき、外側のケアだけじゃなくて、“内側”に目を向けてみることがすごく大切です。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれながらも、
私たちの解毒・血流・ホルモン・メンタルなど…あらゆる面を静かに支えてくれている存在。

ツボ押し、睡眠、食事、サプリや漢方。
どれも無理せず、できることからちょっとずつでOKです。

今の自分をちょっとでも大切にしたいと思ったら、
今日からぜひ、自分の“内側”にやさしい時間をプレゼントしてあげてくださいね!

ギンガ
ギンガ:「出来るセルフケアをして、早めにおやすみしようね」
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この記事を書いた人:ギンガ

「メンズ美容35+」を運営しているアラフォー男子、ギンガです!
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